2015.03.30 能勢妙見山視察
所属会派「まほろば会」の議員全員で妙見山の住職と観光の強化とブナ林の保護について妙見さんを視察しました。
妙見さんとは、「妙見大菩薩」の事です。
妙見大菩薩とは真言密教の仏様であり北斗七星を象徴とした天空の中心をつかさどる仏様の「妙見さん」として古くから信仰されてきました。
各地に「妙見」という地名がありますが、これは妙見信仰が盛んであったことに由来しています。
日本には三大妙見とされる場所がありますが、そのひとつとが 能勢の妙見山(大阪府能勢町)です。
日本三大 妙見というのはもちろん妙見山という山を日本三大 妙見と言っているのではなく、妙見信仰の三大霊場の一つである、ということなのです。
霊場としての能勢妙見山は大阪府能勢町ですが、能勢の入口は「川西能勢口」能勢電鉄の始発駅であり、妙見の森ケーブル・リフトは川西市内にあります。また妙見山という山の頂上も川西市です。
< 視察目的 >
他府県の妙見、相馬妙見(福島県)八代妙見(熊本県)などは観光事業が成功して何十万人もの人が訪れているが、能勢の妙見山は兵庫県川西市と大阪府能勢町、豊能町の境界に存在するために行政との連携がうまく取れていないのが現状です。
そこで 観光資源活用や自然保護などについて川西市が中心になって動いていくべく、「まほろば会」での視察を行いました。
観光資源や課題、問題点を整理して関係部署に働きかけていく考えです。
能勢妙見山の歴史(由緒・縁起)はこちら