4時過ぎの仲間よりの連絡を受けて現場に駆け付けたところ、黒い煙が辺り一円を覆い隠すように広がり、マスクがなければ居れない状況でした。近隣の消火栓が少ない為
ハッピー川西の前の防火水槽からホースを繋いで消火活動を開始したのですが、火勢が強く、時折爆発音がして、天井も抜けて、火柱が上がり家が繋がっているということもあり、隣近所に類焼が及ぶ事態になってきました。
四方から消火をしたいのが山々なのに、防火水槽が底をつき、やむを得ず道路向こうから水を引くことになり、急遽道路を封鎖し、ホースをまたぎ、交通を徐行してもらいながら消火活動を継続しました。私は主に交通整理にあたりましたので現場の状況がわからなかったのですが、漸く鎮火した時には8軒が類焼という状況でした。
途中、焼け出された方々の為に、避難所としての美園会館の手配を団の担当者と共に行い、一旦は雨が降っていた為に体育館に避難してもらいましたが、最終は自治会長の好意もあり会館へ移って頂けました。
火事場という混乱をきたす中で本部と団と、警察と、行政との連携が機能したと思います。あってはならないことではありますが、あった時のことをどれだけ想定できるのかが防災に繋がるし、減災に繋がることだろうと思います。様々な立場から検討を重ね、市民の皆さんが今まで以上に安心できるまちになるよう頑張ります。
